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zoom RSS 育ての親・実の親

<<   作成日時 : 2009/09/07 21:07   >>

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連獅子が舞台の日を迎えるまでの
お稽古の裏話?を一つご紹介。

実は、達喜会で連獅子をやるにあたって
私には、二人の親獅子がいたのです。

本番の舞台で一緒に踊ったYさんは、実の父。
そして、振り入れのときからお稽古で数ヶ月の間
お相手をしてくれいていた姉弟子のあやさんは、育ての父です。
二人の父親の愛情に育まれ、仔獅子の私はすくすく育ち?
無事舞台を務めることができました。

なぜ、育ての親までいたかといいますと・・・

舞台でいっしょに踊るYさんは、基本的にお稽古日も時間も
私と違っていましたので、普段のお稽古でいっしょになることは、
ほとんどない状況でした。
ところが、
連獅子は組みもので、相手の動きに合わせて、動いたり、
相手がいればこそできる動きがたくさんあります。
逆に、相手がいないと、自分が何をやってるんだか、
よくわからにようなところも。(振りいれの段階で)
そこで
「稽古のときに、やっぱり相手がいたほうがいい。」
という師匠のご配慮の下、そのお役にあやさんが
大抜擢され、連獅子「育ての父」が誕生?し、
かくして、振り入れのときから、お相手がいると
いう贅沢なお稽古をさせていただくことになりました。

連獅子のお稽古は、
「どっちをやるかは別にして、
まず親の振りから覚えた方がいい」(by師匠)
ということで、始めは親の振り入れをしていただき、
その後、仔獅子の振り入れをしていただいたので、あやさんには
実に長い間、育ての親としてお世話になりました。
(私が親をやっているときは、仔獅子として、
私が仔獅子になってからは、親として)

この踊りはほんとに、エネルギーの消費する
大変な踊りです。そんな踊りにお付き合いいただいて、
ありがたくも申し訳なくも感じていました。

とりわけ、体がこの踊りに慣れていない振り入れのころは、
これまでと違う、体の動かし方をしたり、
普段使わない部分を酷使したりするので、お稽古が終わって、
その日の帰宅中に、駅の階段を登るのも手すりをつかまるほどの
強い肉体疲労で、足腰がくがくの状態でしたから。
(次の日の朝でなく、帰宅中にすでに、脚が筋肉痛になっていました)
この連獅子以外にも、自分のお稽古とは
別に組みもののお相手もして、いくつもの踊りを同時進行で
やっていたあやさんは、肉体的にも、精神的にもほんとに
大変だったと思います。

にもかかわらず、毎回気持ちよく、一緒にお稽古して下さり、
ご自分のお稽古同様、全力投球で踊り、汗まみれになって
いた育ての親のご恩を、仔獅子はけして忘れることはないでしょう。
(それに刺激されて私も普段以上にお稽古に力が入り、何だか
熱いお稽古になっていたのもなつかしい)

いつしか連獅子の踊りにも慣れ、踊り終わっても筋肉痛にならず、
元気に帰宅できるたくましい仔獅子になり、無事舞台を終えることが
できました。(^^)

ほんとに、ありがとうございました。

育ての親と、実の親と二人の良き親を持った
仔獅子の私は、幸せものでした。

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コメント(1件)

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連獅子、
本当におめでとうございました。

そして、私もとても素敵な、楽しい経験をさせていただきました。

こんな機会がなければ
背が高い私が仔獅子をお稽古することはなかったでしょう。感謝しております♪
しかもみなさんに
「遠近感がおかしくなる」だの
「親の背を超えてやたら育ってしまった高校生の息子」とか言われ(笑)

私が「親」になってからは
大きさのバランスはよくなったようですね。
うはははは。

確かに一時期、
「本物のおとーさん」のお稽古で
仔もやってましたので
「喜撰」「三社祭」「連獅子」「連獅子」と
「お相手フルコース」というのをやった日もありました。
最後に夜中の12時近くに「仔」を踊ってて
ついに足がもつれてひっくり返ったことがあります(笑)
こんなふうにブログに書いてくださって
ありがとですっ。
絢也
2009/09/08 23:46

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