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zoom RSS 伊達娘恋緋鹿子ー剣の山!ー

<<   作成日時 : 2009/12/08 22:25   >>

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見てきました!
「伊達娘恋緋鹿子梯子」通称「八百屋お七」

画像


以前、このブログに書いたように、
「東都八景四季賑」の舞台で
尾上紫さん演じるお七を見て、
お七を踊りたいと心に決め、
師匠の達也先生にも、その話は既にしていましたので、
そのこともあって

先月、お稽古の日に、達也先生から
「文楽のお七、見といたほうがいいよ。本物の人形だからね
東京であの演目を文楽でやるのは、めったにないことだから。
明日がチケットの販売初日だから早めにおさえないと
多分すぐなくなるよ。」
                     *日本舞踊の義太夫の「櫓のお七}
                      は「人形振り」という人間が文楽の人形に
                      扮してお七を踊る。
というお言葉をいただき、

次の日にチケット予約の電話をいれたところ、
何と販売初日なのに、残席わずか。
ほとんどチョイスなしという状態。

もしかして、東京で踊りをやっている人で、
お七をやりたいと思っているたくさんの人たちが
電話予約してたのかも。
当日は、踊りやっている人がたくさんきているのかも
などと考えつつ 
(踊りの方が、結構来ていたことは
間違いないと思います。
ロビーでばったり、同門のくみちゃんにも会いました。)


12月5日の
その日を迎え・・・・・


文楽のお人形て、お芝居が進むにつれ、
だんだん人形を見ているという
感覚が薄れていきます。
顔の表情は、変わらないのに、
泣いていたり、喜んだり、悩んでいたり、
苦しんでいたりするようにみえてしまう。
人形の体全体で、そうしたことを全て表現している。

いつか先生が
「日本舞踊の目指すところは、文楽の人形。
顔や、表情で踊るのでなく、体を使って全てを表現する。」
とおっしゃっていたことを改めて、思い出します。

そうですね。考えてみれば、もともと、
歌舞伎や、舞踊も、もとは、文楽から来ていることろが
大きいんですものね。


さて、お目当てのお七「火のみ櫓」の段は、
日本舞踊のそれに比べると短くてあっという
間なのですが、
降りしきる雪の中、髪を振り乱して
一途に鐘をたたこうと、櫓を目指すお七の姿は
もう、人形とか人間とかいうものを超え、
ひたすら切なく感じられます。

♪梯子はすなはち剣の山♪

というくだりの義太夫さんの声を聞いていると
お七の姿に、櫓はとてつもなく大きく感じられ、
さもありなんと
櫓に向かう姿は、胸にぐっと来るものがあります。
(私自身が小柄なため、その小さなお七が大きな
櫓に向かう姿を見て、勝手に感情移入してしまい
何だか、自分がその櫓をひたすら登ってるように
感じてもいました)

その上、この櫓に登るところは人形遣いの姿が、
完全に見えない演出になっており、
人形だけが動いて見えるので、なおのことです。
(写真の場面)

今日見たこと、しっかり胸に刻み込み、
舞台で踊るときに役立てたいと
思います。

ちなみに次の会(来年の5月国立劇場での舞台)での
私の演目は、お七でなく、
威勢のいい、力持ちの娘「お兼」です。

私がお七をやりたいと先生に申し出をしたときには、
次の舞台の演目の7割方番組が決まっていたころだったので、
会全体の演目のバランス等、諸事情あり、
すぐにじゃあ希望のものにというわけにはいきません。
ですから、お七をやるのは、まだもう少し、先です。
そのときに、しっかりお七が演じられるよう、
お稽古に励んでおきたいと思います。

でも、その前に、次の舞台の演目の「お兼」を
しっかりと踊らなければ。
演目のお稽古に当然 はいっていますが、
まだ振りいれも終わっておらず、お稽古のことが
書けるような状況ではありません。
既に先生からご注意がとんできておりますが・・・・
(でも、お兼は踊っていて、テンポがよくて何だか楽しい^ー^)


お兼のことについては、今度また改めて書きます。


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コメント(4件)

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うふ。うふふふふ。
お稽古でなかなかお会いできないなぁと思っていた
ところに、文楽でお会いするなんて♪そういえば、
大劇場や歌舞伎座でもよくバッタリしますね〜

お七の人形にのりうつって、気絶でもされてしまわ
ないか心配しましたよ!!yukiyaさんのお七、想像
しただけですでに今から鳥肌のたつ思いがします。
目の前にそびえる大きな櫓、登っていきましょう。
くみくみ
2009/12/11 00:13
以前、コメントさせて頂いた北九州在住の星子です。
文楽のお七、お勉強になりますよね。私も本舞台でお七をさせて頂く前に文楽は絶対に見ておくように言われ見に行きました。
そして、毎回のお稽古で師匠が見せて下さるお手本の人形の所作に心から脱帽しておりました。
体力勝負の一曲でもありますし、お兼で充分体力をつけて、その先のお七に生かして下さいませね。
星子
2009/12/25 22:15
ありがとうございます。星子さんが、私の出身地の福岡県の方ということを知って、勝手に親近感をいだいている私です。(^^)
25日の記事に書きましたように、国立の視聴覚室で
ビデオを見つつお浚いをしたりと、だんだんお兼
モードに入ってきているようです。体力もつけて
がんばります!
yukiemi
2009/12/26 22:14
くみちゃんコメントと下駄屋さんの情報ありがとう!下駄購入しました。
来年は、下駄をたくさん履いて、下駄に慣れ、
お兼に望みます
yukiemi
2009/12/26 22:17

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