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zoom RSS 荒川の佐吉・そして単の着物

<<   作成日時 : 2010/09/23 18:29   >>

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ひさ〜しぶりの歌舞伎見物。
最後に行ったのは、歌舞伎座が最後の4月の始めのころ。
歌舞伎座がなくなった後、ずーっとご無沙汰していました。

しかし、今月は、私の大好きな仁左衛門さんが出る「荒川の佐吉」が
あるので何としても行かなければならないと(誰も頼みもしないのに^^;)
慌ててチケットを購入。
かろうじて、学校が代休の22日水曜日に取れました。


久々の芝居見物
白地の単の着物に黒地の帯を締めて、いさんで外に出たところ、
お彼岸とは信じられないほどの暑さ。
真夏の猛暑。
ここまで気候がおかしくなると、7,8月は薄物(夏の着物)
9月からは単の着物という決まりごとも通用しなくなるのでは
ないかと心配するくらいの今年の暑さ。

全身汗びっしょりになって新橋演舞場に到着。


「荒川の佐吉」
すごくよかったです

仁左衛門さん演じる佐吉は、
情に厚く、男気があり、
江戸っ子の粋を絵に描いたよう。
ほんとにかっこいい!!

この芝居では
佐吉という人物が、始めは、単に血の気の多く、
危なっかしいやくざの若衆の一人であったのが、
歳月と共に、器の広い、風格のある男気にあふれた
人物へと変化していく様が見事に演じられていた。
始めの喧嘩の場面では、佐吉を演じる仁左衛門さんの言動が
ほんとに、20代後半ぐらいの若さのかるーい人に感じられて、
「仁左衛門さんて、こんな人だったけ?」と
舞台を見ながら、現実と虚構の世界とごちゃ混ぜにして
しまうくらいだった。

そして、お芝居の中で、盲目の男の子「卯之吉」をを自分の子として
育てる佐吉が、卯之吉に接するときの情に満ちた言動に
ほんとに胸が熱くなる思いがした。
この卯之吉はお孫さんの千之助君がやってるから
なおのこと、見ている側として、現実と少々重なって
「心底愛おしいだろうな」と思うほどに
舞台の佐吉は、卯之吉に対して情愛にあふれている。
(実際幼いながら、あんなにけなげに頑張ってお芝居している孫を
目の前にしたら、愛おしさも増さるだろううなあ・・・)

千之助君も、お稽古のときは、おじいさまである仁左衛門さんは
怖く感じるときがあるかもしれないけれど、舞台でであんなに
情愛あふれる「佐吉」のおじい様とお芝居をいっしょにやると、
きっと「おじい様が一番好き」になるのではないかなと
勝手に想像したりするほどに
佐吉と卯之吉の親子のやりとりは、胸に来るものがあった。


久々に、心地よいお芝居の感動に
ひたりながら、劇場を出た瞬間、
もわ〜っとした外の熱気と信じられない暑さ。
現実に引き戻された気がしてちょっと残念でしたが、
満ち足りた気分で、そのまま
お稽古場に向かいました。
(この日はお稽古日だったのです)




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