たまゆら草紙

アクセスカウンタ

zoom RSS たいへんだーていへんだ〜!

<<   作成日時 : 2012/05/07 00:42   >>

トラックバック 0 / コメント 1

例年だと、国立劇場で本舞台のある年ですが、
震災の後、劇場の状況もこれまでと変わって
しまったようで、いつもの時期に劇場がとれず
お流れ(来年の4月28日)になってしまいました。
となると、今年は達喜会(素踊りの浴衣会)も
本舞台もなにもない年という我ら門弟にとって
初めてのさみしい年になってしまいます。
そこで、急遽、達也先生が、「いつもの浴衣会よりもずっと
ささやかなものをとりあえずやりましょう」という
ご提案をされ、初めての地方でないテープ伴奏という
浴衣会が今年の9月9日に行われることになりました。
会があるということは、うれしいことですが、
いくつかの不安材料が・・・

まずその一つ。私は、これまで、舞台で、地方演奏という
生の演奏でしか踊ったことがないのでテープ演奏で踊ることに
少々不安があります。
(というと姉弟子のあやさんから、「贅沢な悩み」と
笑われました^^;)

次の悩みは、もう少し深刻で、演目のことです。
今回はいつものような打診もなく、
師匠の達也先生から
指令のように義太夫の「三番叟」の演目で
言い渡されました。
一つには、テープ演奏だから、いつもは、なかなかやれないような、
義太夫の演目なども
(地方さんは、長唄・常磐津・清元・義太夫によって
全部それぞれ違います。ですからもしこの4種類をやろうと
すると、四つのグループの地方さんをお呼びすることになり、
浴衣会でそれをやると大変なことになってしまいますから、
達喜会では、通常、長唄と清元の地方さんをお呼びしています)
どんどんやろうという師匠のご意向によるところにもあります。
ところが、これが大変です!
まず、私は、姉弟子のあやさんといっしょにこれを
踊ることになっているということです。
お稽古場で一番のお稽古熱心で踊りを大切に
されている先輩のあやさんに迷惑を
かけるようなことがあってはいけません!
それから演目のことです。
これまで義太夫で踊ったことのない私には、
義太夫独特の音に、心も体もついていけません。
加えて、この演目の振りは、「日本舞踊らしくない」
不思議なもので、ものすごく体を酷使するような
ハードさ。
袖をぶるんと回して巻いたり、「舞う」より「踏む」という
方がふさわしいほど足を踏む振りがやたらと
多く、手も足も思い切り体操みたいに動かすし、
飛んだり、跳ねたりほんとに日本舞踊か?と思うくらいです。
これは、少なくとももっと若くて威勢のいい、
元気一杯の人が踊るものなのでは!と心のなかで
こぼしつつ、師匠の振りについていくのが
精一杯のお稽古。

お稽古がおわると、へろへろになってしばし
お稽古場に座り込んでおります(^^;)
そしてさらに困るのは、慣れない音と、振りのせいか
振りがなかなか入らない。その日にやったことを
覚えられないのです。
しかも、仕事が年度初めの忙しい時期で、
次の稽古までに浚う余裕もほとんどなし。
最大のピンチ状態です。
踊りこむ以前のところからこの状態です。
あ〜困った。たいへんだー ていへんだ〜!!とそこら
(ちょっと江戸っ子風の言いまわしで^^)
辺を駆け回りたい気分です。
前回「浦島」をやったとき、お扇子の扱いで
さんざん苦労し、これ以上振りそのもの
(表現できるとか、うまく踊れるかということは
抜きにして)難しさで大変な思いをすることはないだろうと
思っていたのですが、
今回はまた種類の違う難しさが待っていました。

それにしても
こういう困難と試練を、次々に与えて下さる師匠は

やはり・・・・すごい・・・・いろんな意味で・・・(^^;)

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
御無沙汰致しております。お元気そうで何よりです。
大丈夫、テープ演奏は、お稽古と全く一緒なので、ある意味安心ですよ。私も両方の経験が有りますが、個人的にはテープの方が安心かな。
演目に関しては・・多分どの曲を踊っても、何らかの壁は待ちうけているのではないか・・・と。
だからこそ、きっとお稽古を頑張ろうと思うのでしょうね。大丈夫、九月にはきっと素敵な舞台に仕上がってらっしゃると思います。ファイトです。
星子
2012/05/08 23:58

コメントする help

ニックネーム
本 文
たいへんだーていへんだ〜! たまゆら草紙/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる