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zoom RSS パンツのゴム?と巻手紙

<<   作成日時 : 2013/04/06 21:05   >>

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つぼ合わせが終わり、人形遣いの後見さんに
初めてお相手していただき、
実際に持ち上げられたり、
振り回されたりということを経験しました。
課題はまだいろいろありますが、
(「人形になるんでなくて、人形振りなんだよ」と
先生に何度も言われます。)
ともかくどう身体が扱われるのかということが
流れとしてわかることができました。
(それまではこういうふうになるのかな
と想定で動いていたので)
本番まであと一回の下浚い(ドレスリハーサル)
でしか人形遣いさんとはお稽古できません。


ここで、お七のお稽古の時に使う
小道具・衣装に関することを少々ご紹介。

画像

お七は「人形振り」で文楽のお人形さんという
設定です。文楽の女のお人形さんは、
足がないので、裾引きから足を見えないようにという
約束事で写真にあるように足袋に
ゴムをつけてそれに裾引きの着物につけた紐に
結びつけて踊るようになっています。
これが、非常に踊りづらい!
師匠の達也先生は、このゴム(平ゴム)のことを
パンツのゴムとおっしゃいます。(^^;)
初めてお稽古の時に、
「足袋にね、パンツのゴムつけといて」
いわれたときは、何事かと思いました。
これが、踊っているうちに強い力で引っ張ることになるので
何回かお稽古しているうちに、
切れてしまいます。そのたびまたつけかえないと
いけません。
お七のお稽古になって何度私は
このパンツのゴムを足袋につけかえたことでしょう・・・
すっかりパンツのゴムが身近になってしまった
今日この頃です。
画像

もう一つ、お稽古で使っている巻き手紙。
お世話になっている書家の金敷先生に書いて
いただいたものです。
お七が、吉三郎の置き手紙を読むという設定で
この巻き手紙を使って踊るくだりがあり、
文楽では、全てこの手紙の文面を義太夫さんが
語るので床本を見れば手紙の文言もそのまま
わかります。
始め、何も書かれていない白紙の状態の巻紙を持って
やってみたのですが、どうも雰囲気がでません。
それで、金敷先生にお願いしたのですが、
ほんとに江戸時代の人が、その場で巻き手紙を
書くようにさらさらと書いてくださって
お稽古というより、本番に使った方がいいくらいの
贅沢な「お稽古用巻き手紙」を使ってお稽古をしています。
見事な運筆の手紙の文面を見ているとお七のその時の
気持ちが身近に感じられますので、家でもできるだけ
手紙を見るようにしています。
役作りにも活躍している小道具です。
ありがたいことです。

あと20日ほど、パンツのゴム^^;と巻き手紙に
お世話になりつつ、お稽古に励みます。

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