和と洋の踊りープロローグー

日本舞踊をお稽古すればするほどに、和の舞踊と、
バレエのような古典的な西洋の踊りとは真逆であるということを、
実感する。
なぜ、こんなことを書くかというと、私が、今お稽古している上で、
その違いゆえに非常に苦労し、克服しなければならないことの
一つだからだ。
(残念ながら克服すべき課題はこれだけではありませんが^^;)

中学生の頃から、体操やバレエを始め、
(その間中断していたことはあるが)
十数年以上バレエを主とした洋舞の世界にどっぷりつかって
いたため、私の体は、洋舞の動きをする体になっており、
それは、無意識の中にも出てくるように体にしみこんでいた。(らしい)

日本舞踊を始めたとき、もちろん頭では、洋舞と違うことは
わかっているので、かなり意識して体を使った。
日本舞踊の動きや体になるよう努力すれば、大丈夫だろうと、
比較的安易に考えていた。

しかし、和と洋の根本的な違いは、そう簡単に直せるものでなかった。 

ー深いところでの根本的な体の使い方の違いー
日本舞踊をやればやるほど、体の奥深くにしみ込んでいる
洋舞の動きがあぶり出しのように無意識に出てくるのだ。
和でない動きー日本舞踊として適切でない動きーを
やっていて、先生からのご注意を受けることが多い。

「長い期間かけて練習と訓練によって習得し
身についてしまったものを変えることは、
まっさらで、何もない状態から始めるより
もっと難しい。」ということを身をもって痛感する。

では何が和と洋の踊りでは違うのか?
私が、感じる点は大きく三つある。

1、上へと向かう洋舞と下へと向かう日本舞踊
2、外(無限)への洋舞と内(制限)への日本舞踊
3、明確さの洋舞とあいまいさの日本舞踊

これをご覧になった方は、こう書いただけでは意味不明
だと思われるので、この一つ一つをこれから
数回のシリーズ?に分けて、書いていきたいと思う。

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