日本舞踊協会「新・道成寺」

先週の木曜日から週末にかけて、日本舞踊協会の公演で
創作舞踊「新・道成寺」が国立劇場で上演されました。
我らの師匠達也先生も出演なさっていますし、日本舞踊協会の
日本舞踊の新しい可能性を追求する姿が見られる
この公演をとても楽しみに、猛暑の中、国立劇場へ出かけて
参りました。
(猛暑に着物はよけいにつらい。でもめげない^^;)

楽しみのポイントは二つ。
斬新で、日本舞踊というより、西洋の舞踊劇に近いような演出
や振り付けがなされている日本舞踊協会の創作舞踊が、
今回はどんな演出の舞台をみせてくれるのかということと、
「道成寺」のお話は日本舞踊の世界でもお馴染みで
様々なバージョンの「道成寺もの」が昔から演じられてきていますが、
創作舞踊としてどのようにアレンジして、どこが「新」なのかということ。

幕が開き
オペラでも観る様な舞台の豪華な展開。
ダイナミックでパワーあふれる舞踊家さんたちの踊り。
舞台に釘付けになって見入っている内にあっという間に
時間は過ぎて、上演時間がなんと短く感じられてことか。
最後のどんでん返しに「新」の意味も納得し、
楽しみにしていたところはしっかりと堪能できました。

こういう舞台は、日本舞踊に縁のない方たちにも楽しんで
いただける!


ただ気がかりなのは、こういうすばらしいものを、
日本舞踊をやっていない
いわゆる一般の方がどれくらい見に来てくださっているのだろうか
ということ。
残念ながらおそらくそんなにいないだろう・・・
もっと、ミュージカルや他の舞台芸術のように
それに携わっていない一般の方々が、
もっともっと、日本舞踊というジャンルに
脚を運んでいただけるうようになるといいなあ。
もったいないなあ・・・

改めてまたそのことをしみじみ感じたりもした日でありました。

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