たまゆら草紙

アクセスカウンタ

zoom RSS お兼のふるさとーマキノ町ー

<<   作成日時 : 2010/03/29 22:16   >>

トラックバック 1 / コメント 0

伝説の「おかね」の故郷、マキノ町はすごいところでした!
(私がこの地を訪れることになったいきさつはこちら
http://yukiya08.at.webry.info/201001/article_3.html

まず京都から乗換えの山科で切符を買う時、
1110円という料金の道のりと
一時間に一本しか電車がないという時点で
「一体どんなとこなんだー!と驚きと不安が・・   


ついてみて二度びっくり。
駅は駅員さん一人で駅の周辺になーんにもありません。
かろうじて小さな観光案内所をみつけ、不安を抱きつつ
福禅寺(「近江のお兼」のお墓のあるお寺)について聞いたら、
すぐに教えてもらえましたが、
バスもタクシーもないので三十分程歩くしかないと!!

画像
春雨の降る中、朦朧と煙る琵琶湖が眼前に広がり、
聞こえてくるのは湖の波の音ばかり。
この琵琶湖の、時を経ても変わらず存在する雄大な
自然の景観に、圧倒されそうな感じで、しばしそこにたたずんで
しまいました。

昔の面影を十二分に偲ばせる静かな鄙びたたたずまいは、
伝説に残るお兼には、ふさわしいものともいえます。
実際、たとえ民家の建物は現代風になっていても、
このあたりの景観は、今、ここに、馬をおさえながら、
お兼さんが現れても不思議はないとも思えるくらいでした。
あの朦朧とけぶる琵琶湖の向こうから馬のヒズメのが聞こえて
きそうな気さえします。

琵琶湖と民家しかないようなさみしい所を湖水沿いに
ひたすら歩きました。
画像

あまりの静けさと
人気のなさに歩いていることも不安になって景気づけに
おかねの曲を聞きながら歩きました。(^^;)

画像
おかねのお墓のある
福善寺にたどりつきましたが、これまた個人の
小さなお寺で、拝観料金を払うところも、
お賽銭箱もない質素で慎ましやかなもので、
お墓も雨の中ひっそりとたたずんでいました。

とりあえず、お墓の前で手を合わせ、
お兼を踊ること・お兼の縁の地を訪ねて来たことを
報告し、無事に舞台でお兼が踊れますようにと
お願いしました。
伝説であっても何でも、ここまではるばるやってくると
もう、私の中では、
完全に「実際にいた人」になってしまってるようです。

 


 京都に近い大津を中心とした近江八景とは違い、同じ近江でも
 遠く鄙びた地にあり、全く観光化されていないこの地。
 同時に、江戸のころ、北陸と京都を結ぶ湖上交通の宿場であり、
 船の積荷を出し入れする廻船問屋での力仕事を生業としていた
 男たちも多く、力持ちということが重宝されていたこの地は、
 たとえ伝説でも、鄙びた地に生き、力持ちとして評判だった
 庶民の娘「お兼」の縁の地に、似つかわしいものだという気がしました。


この琵琶湖と町の景観を、思い出しながら、お兼を踊ろう。
琵琶湖の波の音を思い出しながら、晒を振ろう。
そんなことを考えつつ、マキノ町を後にしました。

雨の近江にてー二句
   伝説の墓石しっぽり春の雨
   春煙る湖上の遠(おち)より鐘の音      喜也

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
レイバン ウェイファーラー
お兼のふるさとーマキノ町ー たまゆら草紙/ウェブリブログ ...続きを見る
レイバン ウェイファーラー
2013/07/05 23:22

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
お兼のふるさとーマキノ町ー たまゆら草紙/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる