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<<   作成日時 : 2010/11/20 16:04   >>

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一語一語選びし文や水澄めり

この秋に選をいただいた句から一つと、その句に関わる
エピソードをご紹介します。
後で聞くところによるとこの句は、句会の座で、
「ラブレターかしらね。いい人ができたのかしら。」
などという物議?が醸し出されていたそうです。

真相は、残念ながら全くそういう色めいたことはおきていなくて、
(もうそういう年齢でもありませんし^^;)
「作品というのは一旦、自分の手を離れると
鑑賞する人の手にゆだねられる」
と何かに書いてありましたが、
本当にそうだなあとつくづく感じたりしました。

では真相はといいますと、
学校でのことで、平家物語を授業でやるにあたって、
昨年写経をした鎌倉のお寺の方に、琵琶の弾き語りに学校に来て   
   http://yukiya08.at.webry.info/200908/article_5.html(ここをご覧下さい)
いただくという企画を私が担当し、
(始めは来ていただくつもりなどなく
「鎌倉にこういうお寺があるので、生徒にもこの弾き語りを
生で聞かせたらいいですね」と言うことを口にしたら、
周りの先生から実現させてください
という話になってしまったのです)
その依頼のお手紙を書くときのものです。
一度しかお会いしたこともなく、私のことなども当然覚えて
いらっしゃるはずもない、しかも都内から遠いところにある
お寺の方に突然、そんなお願いの申し出をするわけですから、
失礼があってはならないということと、
この手紙によって、先方がこの無理なお願いを引き受けて下さるか
どうかかかっているのですから、
それはもう緊張して一語一語に神経を使い、何度も書き直しました。
で、結果は成功!
引き受けて下さることになり、
10月の下旬にはるばる鎌倉から平家の弾き語りのために
学校に来てくださいました。^―^

始めは、こうした企画をしても、古典芸能に関心などなく、
映像の世界に頼ることの多い生徒たちにどれほど受け入れることが
できるのか、少々心配でしたが、
生徒たちは予想以上に真剣に聴き、その世界を受け止めている様子が
伺えました。
琵琶の音色の持つ力、弾き語りの持つ力、それらを生で体験することの力が
生徒たちの心を揺さぶったようです。

一語一語を選んで手紙を書いた甲斐もあった、
この企画をやってよかったと思いました。
同時に、快く引き受けてくださった光明寺の方のおかげで
生徒たちに生で、当時の平家の弾き語りを聞かせたいという
願いがかなったことに、改めて感謝しています。

思えば、写経に行ったことに始まったこのお寺とのご縁ですが、
昨年の秋に俳句大会の賞をいただいた句
「終日の雨受けとめし蓮かな」
もこのお寺に行ったことでできた句ですし、
今回こうしたことでお世話になり、
ご縁の不思議さを感じています。

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